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和ろうそくとキャンドルって違うもの?⑵

和ろうそくとキャンドルって違うもの?

こんにちは!らっそくやのicoです。

 

前回、キャンドルと和ろうそくの特徴をお話して来ましたが…実はまだまだ違いがございます。

 

作り方は?

 

先ずはキャンドルです。

キャンドルを作るパラフィンは、種類がとても豊富です。

主に、型に流し込み形を作る方法とディッピングという手法で(*また別の投稿で紹介していきます。)形成していきます。

着色料も豊富ですし、商品によってはアロマオイルで香りを付けることも可能です。

炎で熱されたロウが溶け、お部屋にアロマの香が漂います。

ろうそくの灯りは、癒しの効果があると言われますが好きな香りを足すと最強の癒しアイテムになりますね。

 

一方、和ろうそくの原料である木ロウは融点が低いのと粘りがとても強いです。

最大の違いは、手で形を形成していくことです。芯の上に溶かした木ロウを、塗っては乾かし塗っては乾かし繰り返してろうそくを作ります。

それ故に、和ろうそくを上から見るとまるでバームクーヘンのように美しいロウの層が見られます。

これには長年の経験と、熟練の技が必要になります。

らっそくやの和ろうそくは、兵庫にある老舗の松本商店におねがいをして作っていただいています。(https://www.warosoku.com/)

 

植物で作られている和ろうそくはそれ自体が植物とされています。

昔、お花の無い東北地方の冬には、お仏壇に飾るお花の代わりに和ろうそくをお供えしていたと言われています。

暑い地域では、夏場お花の枯れやすい時期に、和ろうそくに絵付けをした「絵ろうそく」をお供えすることをオススメしています。

その時には、ぜひお好きだったお花を選んでいただけたらと思います。

 

いかがでしたでしょうか?

キャンドルと和ろうそく、同じろうそくではありますがどちらも特徴があり素晴らしい灯りと癒しを提供してくれます。

用途によって使い分けてはいかがでしょうか?

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